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PS4 オススメゲーム 鬱ゲー 奇ゲー Everything レビュー

Everything

すべてがシミュレーションゲームであり、プレーヤーは手続き的に生成された宇宙を探索し、その中のさまざまなオブジェクトを制御することができます。 プレイヤーは多くの可能なクリーチャーの1つとして開始し、動き回ることができます。

最初に、プレイヤーは自分のコントロールを、現在占有しているクリーチャーまたはオブジェクトよりも小さい任意のクリーチャーまたはオブジェクトにシフトできます。 これは、これを反映するためにゲームのスケールをシフトします。 最終的に、プレイヤーは物質のより小さな部分にシフトして、 サブアトミックレベルまで下げることができます。その後、ゲームでは、プレイヤーはより大きなオブジェクトにシフトすることもできます。 この時点から、プレイヤーは陸塊、惑星、星全体のシステムを含む形をとることができます。 プレーヤーがフォームを移動してシフトすると、他の生き物やオブジェクトが話しかけているのを見つけます。 ゲームは、さまざまな長さスケールを表す「存在」のいくつかのレベルを使用します。プレイヤーは、さまざまなオブジェクトに移動するときに、それらの間を移動できます。 

プレーヤーが初めてフォームと「結合」すると、移動または「歌う」ことにより、そのオブジェクトがタイプ別にカタログ化されたゲーム内の百科事典に追加されます。 プレイヤーはいつでも、以前に居住していた任意のフォームに移行できますが、このフォームは、プレイヤーが現在いるスケールに合わせて適切にスケーリングされます。通りの真ん中にある惑星の形を取ると、ミニチュアが生成されます-サイズの惑星。 ゲームの目標は、この百科事典を完成させ、 Everythingで使用可能なすべてのオブジェクトを占有することです。ゲーム全体を通じて、哲学者アランワッツからの引用がプレイヤーに与えられます。プレーヤーがゲームをアイドル状態にしておくと、ゲームは独自にさまざまなシーンを循環します。 エンサイクロペディアを完了してゲームを完了すると、プレイヤーは新しいゲームプラスタイプのモードで開始できますが、ここではゲーム内の任意のランダムオブジェクトから開始します。

 

これだけ見るとどういうゲームなの・・・・・・とお思いでしょう。実際にプレイした私もそのような気持ちです。ですがなんか解放されたと言いますか、清々しい気分です(洗脳完了?)

哲学を学ぼうとしている学生さんや落ち着いたゲームが好きな子供にオススメできそうです。
また、大人の方でお酒を飲みながらプレイするのもめちゃくちゃオススメです。楽しみ方として間違っているかもしれませんが、なんか深すぎて中身があるようでないような気分になるのですが『わかるわ〜』とか『深イイ』とか言って見入って?聞き入って?しまいます。中毒性があるのでマジ注意です。下手したらこのゲームをプレイした次の日「自分が呼吸しているのだろうか?それとも呼吸させられているのだろうか?」とか真剣に考えるハメになるかもしれません。それくらいのぶっ飛びです。

勿論哲学なんで普段アクションゲームとかシューティングゲームをされている方にとってはものすごく退屈なゲームなのでしょう。ですので万人受けするゲームではないということを認識した上でプレイされることをオススメします。私のように落ち着いた感じのゲームが好きな方に物凄くオススメですね。

レビューを見ると

「全てになりたいという願望を具象化してくれる稀有なゲームです。
今までになかった新しい視座を与えてくれるという点で優れた作品ですね。
芸術として見れば素晴らしいです、とはいえゲームとしてはどうでしょうか。
だとしても、私はこのゲームのプレイヤーになれたことに感謝しています」

「果たして終わりがあるタイプのゲームなのかも不明だったため、数時間遊んだところでレビュー。その後、10時間ほど遊びました。
遊ぶと言ってもやることは自分をいろんなものに変化させながらうろうろして、メッセージの読み聞き。「いろんなもの」と「うろうろする」範囲がぶっ飛んでいるのでとてもユニークではあるのですが、やはり退屈ではあります。また大量のオブジェクトが動くので、スペック高いPCじゃないと無理でしょうか。自分の環境では2時間に一回ぐらいはゲームがクラッシュします」

「自分にとっては、目的がわからないというか理解できなかったです。何をするゲームなのか?何をすればよいのかわからないです。もう少し我慢してプレイすれば楽しくなるような気がしなくもないですが、続ける気になりませんでした」

「哲学者アラン・ワッツという人をこのゲームで知りました。翻訳されていないので英語がわからないとゲームとしての面白さだけで考えてしまいますが、全てのものに意識があって、自分は世界にある全てでもあるかのように移り変わっていく。自分と思っている姿を捨て変容していけるものだという疑似体験をするゲームとでも言ったらいいでしょうか。スコアとか勝ち負けにも囚われない自由に漂うだけの世界。そんな世界観を感じたい方にどうぞ」

「購入した当初に少しプレイして意味がわからず放置していました。
操作方法の説明は英語でもギリギリわかるのですが、途中で急に始まる誰かの演説が読み取れず何が起きているのかわからなくなっていました。
日本語化されてやっと意味がわかった。哲学者の講話だったのね。
何しているか意味がわかったのでいろいろなモノに乗り移って遊んでいます」

 

など評価は割れていますが比較的高評価です。

ちなみに地獄世界が結構鬱ゲーって感じで楽しかったですね。一番最初の目玉や脳みそがある画像が地獄世界です。

 

終わりに

セールで¥1,184とかなり安く購入できますのでぜひプレイしてみてください。

 

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追記 ゲーム内で聞ける哲学を紹介!

 

他人なくして自身なし

何が素晴らしいかって、『これこそがあなたなのだ』ということだ。血管、骨、軟骨が組み上げたこの宮殿の美しさ・・・電気系神経系組織が無数に絡まり合って構成する緻密な回路、全てがただただ見事だ。

それらがあなたに起きているかのように感じることができるはずだ。ただ、そうしたいなら、ちょっと回り道をしなければならない。決断したのではなく『決断が起きた』のと同じ考えをする必要がある。あなたが『自分自身』と呼ぶ、何かが起きるそのモノはもはやただの『何か』だ。あなたは自我を保つ方法について何も知らないし、自我がどう芽生えたのかも知らない。それらもただ『起きた』ことだ。出来事はただただ起きるだけだ。

そういう考えができるようになったなら、これからの道のりはとても面白いものになる。他の方法もある、例えばこの考え方を拡大して・・・「例えばこう考えてみよう」「もし、もしも、仮の話だが・・・自分が自分の眼だったとしよう」「理解しているわけではないというか言葉では言えないが」「これが自分だ」「これは素晴らしいものだ!」「でも、どうやって起きているのか知らない」そう、ここがポイントだ。この考え方がアリなら、あなたは目玉であり、心臓であり、耳であり、あの美しい蝸牛でもあり、他の驚くべき器官でもある。全てがあなたである。

ここで、想像力をもう少し働かせてみると、体の中の小さなあれこれが自我とは『異なった感覚』を持っているが、それでも自我と『同一』であるということが見えるだろう。同様のことがあなたの周りにあるモノにも適用できる。輝く太陽、瞬く星々、流れる風、崖に絶え間なくぶつかり続ける雄大な海・・・それもあなたなのだ。

当然、それらはあなたがコントロールしていない部分のあなたでありそれがコントロールできるのならそれはもはやあなたではない。相対原理について理解するためには、他人なくして自身なしということを理解しなければならない。

 

終わりに

何言ってんだ???ってなるでしょうが、自分自身がモノなんだっていう考えは慣れていないというか、そもそも自我がある以上慣れることはないのですが確かにこれからの道のりは面白そうではあります。なぜなら、私はもう目玉であり、心臓であり、耳であるからです。